また心から笑える日が来るまで

難治頻回部分発作重積型急性脳炎に発症した娘(当時1歳半)と僕たち家族の闘病ブログです。

発症から約9ヵ月いまだ気持ちの整理がつかない

techno-monkey.hateblo.jp

 

娘が発熱で救急車に運ばれたのが7月中旬、

それから今現在までで約9ヶ月くらい経とうとしています。

約9ヵ月経ってもいまだに気持ちの整理がつきません。

それまで何不自由なく生活していた娘が急な発熱でこんなことになるなんて思ってもいませんでした。

今でも信じられません。

どうしたらこの気持ちの整理がつくのか。

 

lifelog-00.hateblo.jp

退院直後に比べたら元気な声も出せるようになったし、ニコニコ笑ってくれるし、ご飯も嚥下食しか食べられなかったのが、普通食をもりもり食べられるようになりました。

 

体を支えてあげれば「ハイハイ」もできるし、たまにお座りもできます。

退院してから現在までで、かなりの回復を見せてくれています。

 

今でも急に涙が止まらなくなる

 

lifelog-00.hateblo.jp

9ヵ月経った今でも、急に胸が苦しくなって、涙が溢れてきます。

息子の保育園の通園や、街で娘と同じくらいの子が元気に走り回っている姿をみたり、たまたま昔の娘の写真をみてしまうと、急に涙が出てきます。

「どうしてうちの娘が...」

「どうしてこんなことに...」

「なんで他の子は何事もなく元気に生活できるのか?」

「娘が元気だったからこんな感じで動き回っていたんだろうな」

「子供たちをもっとたくさん旅行に行かせてあげたかったな」

「この子の将来はどうなるんだろう」

「いつまでこの子を見てあげられるんだろう」

そうゆう気持ちが止まらなくなってしまいます。

息子の前で涙を見せるのは不安にしてしまうので、なるべく見せないようにしていますが、どうしても抑えきれなくなってしまうことがあります。

一旦この状態になると、どんどんしんどくなってしまうので、別のことを考えたり、仕事のことを考えたりしてなんとか切り替えるようにしています。

 

解決策の見えない悩みが一番辛い

 

仕事上の問題などは、自分で調べたり、他に人に相談することで解決することが多いですが、病気の場合は自分ではどうしようもない場合が多いので、解決したくても解決できないのも辛いです。

どう頑張っても出来ることは限られてしまうし、逃れることができません。

仕事が辛いとかだったら、会社を辞めれば一旦落ち着くことがでいますが、病気の場合は治るまで悩み続けることになります。

将来の不安や、娘の健康状態への不安が常に頭の中にあるので、何をしていても楽しめないし、気持ちがあがりません。

ポジティブに考えたい・前向きに考えたいという気持ちはありますが、不安に押しつぶされそうになる時が多いので、なかなか難しいです。

 

できないことも増えました。

飲み会にもほとんど参加できないし、旅行とかも行けません。

息抜きがなかなかできないのも難しいところです。

ただ、娘が心配だから出来るだけ早く帰りたいので飲み会に参加してもすぐ帰りたいし、娘を預けて旅行にいっても多分そこまで楽しめないと思います。

 

色々なことがこの9ヵ月で変化して、今もういっぱいいっぱいです。

 

それでも、家族全員、娘の回復を信じて頑張っています。

息子もたくさん娘を可愛がってくれます。

妻も精神的にも肉体的にもギリギリの状態で頑張ってます。

家族の頑張りが、いつか回復に繋がってくれることだけをみんな願ってます。

 

「早く元気になって欲しい。」

今僕はそれだけを思って生きてます。

また家族みんなで楽しく過ごせる日が来ることを願っています。