また心から笑える日が来るまで

難治頻回部分発作重積型急性脳炎に発症した娘(当時1歳半)と僕たち家族の闘病ブログです。

40度の発熱

おとといの夜、娘が40度の発熱を出しました。

前日の夕方あたりから咳と鼻水が出始めており、おとといの朝から熱が38度まであがっていました。

急な発熱だったのでもしかしたらインフルエンザの可能性があると思い、病院で受診してきました。

 

インフルエンザではなさそうとのこと

病院で診察してもらったところ、インフルエンザではなさそうとの事でした。

インフルエンザの検査もやってもらいたかったのですが、発症から時間が経っていないとちゃんとした検査結果ができないらしく、検査はできませんでした。

風邪薬を処方してもらい、帰宅しました。

 

 

食事がうまくできない

病院から帰ってきて夜ご飯をあげましたが、鼻水で呼吸が苦しいのか口があいた状態になっていてうまく食事ができません。結局その日はいつもの3分の1程度しか食べられず終了しました。食事はほとんど食べられませんでしたが、食後の薬だけはなんとか飲んでくれたのが唯一の救いでした。

 

40度の発熱

食事後、いつもならお風呂に入りますがその日はお風呂を休んで早めに就寝することにしました。

いつもなら就寝から1時間以内には寝てくれるのですが、しんどいのか全然寝付けません。

寝る前は38度くらいでしたが、就寝から2時間後くらいに体温計で熱を測ってみたところ、40度まであがっていました。

発熱は痙攣を誘発しやすいらしいという事を聞いていたので、体温計で40度の表示を見たときに、「また入院しなければいけない恐怖」が襲ってきました。

あの時の可哀想な娘の姿はもう見たくありません。

解熱剤を使おうか迷いましたが、解熱剤を使うと一時的には熱を下げてくれますが、解熱剤が切れたときに急に熱があがってしまう可能性が高いので、

家にある保冷剤を首と太ももと脇に大量にまいてクーリングをすることにしました。

 

なんとか朝を迎えた

クーリングの効果があったのか、それ以降は熱も38.5度付近で落ち着いて、なんとか痙攣が出ることなく朝を迎えることができました。

僕も妻もヘトヘトでしたが、痙攣が出なくて本当によかったです。

そして次の日の朝は咳も収まり、何事もなかったかのようにまた元気な表情でご飯をたくさん食べられるようになりました。

熱がぶり返す可能性もあると思ったのですが、その後は熱もあがらなかったので、回復したようです。

 

 

発熱後の成長

今回の発熱後、声を出す回数が増えたり、言葉に近いワードを出すようになった気がします。

娘も息子も、昔から風邪を引いた後や発熱後、急に言葉を話したり、できる事が増える、急成長を感じる事が多かったですが、まさにその成長を今回の発熱後に感じられたのはよかったです。

今回の発熱の原因はよくわからずじまいでしたが、いろんな刺激を受けたことによる知恵熱的なものだといいなと思います。

まだまだ成長できる、まだまだ回復できると思うので、これからも頑張りたいです。