娘が病気になってから、ニュースやドラマを見たときの感じ方が今まで変わってきました。
池袋の暴走事故のニュース
最近だと、池袋の暴走事故に関するニュース。
妻と娘を事故で亡くされた遺族の方の会見を聞いて、妻と娘を同時に失った悲しみは計り知れないですが、当たり前にあった幸せな日々が一瞬で奪われてしまう悲しみについては僕も共感できる部分があるので、とても悲しい気持ちになりました。
事故を起こしてしまった人には一生をかけて犯してしまった罪を償って行って欲しいなと思います。そして、残された遺族の方には今後の人生が幸せなものになることを願います。
うちの娘の場合は障害は残っているものの、元気に生きているので日々一緒に過ごせることに感謝しながら毎日を生きなきゃいけないと改めて思いました。
ドラマ「パーフェクトワールド」
あと、妻がドラマが好きなので、前からよく一緒にドラマを見ているのですが、最近だと「パーフェクトワールド」が色々と考えさせられるドラマです。
「パーフェクトワールド」は事故で下半身不随になった障害を持った人と健常者の恋愛模様を描いたドラマです。
この物語の主人公は確か二十歳くらいの時に事故で下半身不随になってしまい、今までできたことができない・わかりの接し方が変わってしまった絶望感を味わっていました。
先天的ではなく、それまで健常者として普通に生活してきて、何かしらの要因で障害者になってしまった人を中途障害者と呼ぶらしいですが、中途障害者になった人は今までできたことができなくなる絶望感を感じやすいそうです。
娘は一歳半の時に病気になったので、そのあたりの絶望感をあまり感じなかったことがいいことなのか悪いことなのかわかりませんが、そうゆう辛さもあるんだと感じる点が多いです。
あと、主人公のお母さんが「絶望を乗り越えて元気になってよかったけど、(親の)不安は尽きない」「生きていてくれるだけで幸せだけど、幸せになって欲しい」という言葉も共感できる部分が多くありました。
ドラマを通じて状況は違えど、辛い過去を背負っていても懸命に生きている人はたくさんいるんだということを感じました。
今よりもっと幸せな人生を送れるよう日々精進していきたいなと改めて思いました。